施術最短コース: 60 分
施術最長コース: 120分+延長
ストレッチと鍼灸: 120分鍼灸・整体セット
施術法: 鍼灸、整体、ほぐし、ストレッチ
歩くのがままならない時もあるやっかいなのにお医者さんからは何もしてもらえないことも多い、恥骨痛。この恥骨痛はどうにかならないものか?とお嘆きの妊婦さんへ
恥骨痛は普段はほとんど感じにくいものです。ではどうして妊娠すると違和感や痛みが生じてしまうのでしょうか?
まず第一に妊娠をすると子宮内に命が生まれます。この命は細胞分裂を繰り返してだんだんと大きくなってきますよね?この時に骨盤の大きさの変化がないと大変なことになるために、赤ちゃんの成長に合わせて骨盤が広がらないといけません。
でも恥骨結合部とお尻側で腰骨と仙骨の関節面である仙腸関節部は関節と名前がついてはいますが、ほとんど動かない「半関節」と言われています。人の中心で大切な臓器も仕舞われている骨盤がゆるゆるであってはならないために、恥骨と仙腸関節に備わる靭帯は柔軟性がほとんどないほど固く締まっています。
でも靭帯が硬いままだと骨盤は広がりません。この強固な靭帯を緩めるためのホルモンが「リラキシン」というものです。このリラキシンの効果で強固な靭帯がゆるくなる、という現象が起こります。
そうしますと、やはり人は左右や前後、斜め、自律神経、子宮や膣の状態から骨盤に影響が出やすくなります。いわゆる「ゆがみ」です。ズレとも言えます。
このずれが恥骨痛を生み出してしまっていると考えられています。
恥骨痛は靭帯の緩さから起こっていると言えます。
恥骨に違和感があったらまずはお医者さんに相談しますよね?恥骨が痛いと。でも産婦人科医の反応はとてもクールです。
「まぁ我慢して歩いてください。痛みは我慢で仕方がないです」
以上で終了です。
まれに東洋医学に寛容な産科医は「マッサージでも受けてみたら?あまり意味ないと思うけど...」と勧めているのか貶しているのかわからない様子で、一応、勧めてはくれるみたいです。
国家資格を所持するCASHELでは恥骨痛は我慢するものではなく、きちんと対処をして少しでも楽になれるようにあらゆる方法を選択、調整をしていきます。
恥骨痛は我慢ではなく、ほぐして骨盤や骨盤底筋など妊婦さんのお身体のアライメントを整えていくことが重要ですよ!
恥骨痛はすぐにご連絡を!
妊娠中の恥骨痛は妊娠時期にかかわらず、対応ができますが、切迫早産などリスクがある妊婦さんは医師に相談の上での承諾が絶対条件となります。特に何も言われていない妊婦さんの場合はどの時期でも対応が可能です。
妊娠中の恥骨痛ケアの方法、手立て
恥骨痛にマタニティー整体や鍼灸はわかるけれど、マタニティオイルマッサージって必要?と思われる方も多いかもしれません。
妊婦さん施術がとても長い当院では恥骨痛でもオイルマッサージによる程よい力加減でのほぐし効果は期待値が非常に高いために、採用をしております。また自律神経の不調や鼠蹊部、臀部、ふくらはぎ、背中、デコルテ、胸部まわりからの影響も強いために、むくみ対策や筋肉ほぐしは整体、鍼とは違った刺激伝達回路によるゲートコントロールが期待できるためにもマタニティオイルマッサージは強く推奨しております。
妊婦さんへの恥骨痛に対する鍼灸施術はまずは内転筋への優しい鍼を行っていくことがございます。また恥骨にある「曲骨(きょっこつ)」やその隣にある「横骨(おうこつ)」へのお灸も合わせて行うこともございます。これらのツボは教科書に記載されているツボであり、この部位をマッサージしたり温めてあげることでも恥骨痛緩和の手助けになり得ます。
ただ恥骨痛の痛みは足の付け根の横あたりに痛みが多く出ることがるために、デリケート部位になるため「ご同意」後に施術を行いますのでご安心くださいませ。ご同意がいただけない場合もあるかと思います。その場合はデリケート部位を避けて他の部位で遠隔調整を行っていきます。
お灸について
お灸はツボや痛みがある部位へ直接置くタイプの「間接灸」「台座灸」と言うものがございます。お肌にお灸を置くのですが、従来のお灸とは違い、お灸自体はお肌に直接は触れないタイプのお灸となります。それでも熱くはなりますので、熱いと感じましたらお灸は取り除きます。
またお肌の多くタイプとは違う、お肌から離して行うお灸である「棒灸」と言うものもご用意がございます。これは直径が15ミリほどの太いタイプの棒状のお灸で、お肌から距離を置きつつ温めることができるお灸なのですが、お肌からの距離を調整つできるためにお風呂に入っているような感じに似た温暖効果や近づけて行うことで熱い熱感作用もコントロールができる、万能なお灸となります。こちらのお灸は熱量も多く期待ができるために治療系にもリラクゼーション系にも冷え対策系などに対応ができるお灸となっております。骨盤底筋部位も含め全身に施術が可能なお灸となっておりますので、おすすめです。
鍼について 鍼は日本製の完全使い捨てタイプとなり衛生面でも安心です。また鍼に慣れていない妊婦さんのケアとしても「髪の毛ほどの太さしかない細い鍼」もしくはさらに「髪の毛よりも細い鍼」にて調整を行いますので、痛みはほぼない状態での恥骨鍼治療となります。まれにずーんという鍼独特な「響き」がある場合がございます。この響きがお好きな方は割と多くおられるのですが、苦手な方には場所を変えたり、響かないように処置も可能ですので、ご無理をなさらずお申し付けくださいませ。
鍼を行う事がある部位
全ての部位への鍼を行うわけではございません。妊婦さんの体調やお身体の状態、内臓の疲労具合などの状態、お肌の色、質感などの情報を考慮して調整部位を変化させていきます。
恥骨痛ケアには妊婦さんのお身体のゆがみ、も考慮に入れた調整が大切です。妊娠中の恥骨痛の痛みは太ももの内側にある内転筋群の影響も非常に強く関連がありあます。そのために内転筋群を鍼、お灸と共にマッサージ系整体で調整するのがよろしいのですが、内転筋は骨盤の広がり方や左右での重心の差、ずれ、骨盤底筋部、会陰部のバランスのズレから影響が出易い部分でもあるんです。
他にもまとめると
これらは妊娠後からの影響や妊娠前から寝不足やストレスなどの影響から徐々に歪みが進行し骨盤が緩むことも加わり、しっかりと支えられずに一気に恥骨に負担が物理的にかかって痛みが発生している場合が多くあります。
こういった事情が考えられるために、恥骨痛なのに肩関節やデコルテ胸部、肩甲骨、肩周りや背中への整体手技、オイルマッサージ等によるアプローチが必要となる場合が多くあるのです。
恥骨痛は妊婦さんの一人お一人の体型、姿勢、内臓疲労具合、自律神経疲労の強弱など様々な要因が関わったり隠れています。したがって、マタニティケアの恥骨痛、恥骨マッサージ・恥骨痛ケア整体は妊婦さんに合わせたオーダーメイドな恥骨痛対策が必要となります。
上記のように恥骨痛には内転筋や足首まわり、臀部や腰部など関連部位が多数あるのですが、中には点による刺激、すなわち指圧のように一点集中させた押圧刺激はお腹の張りや余分な子宮収縮を促し続けてしまう恐れがあります。
でも三陰交などのツボがある部位は東洋医学としては妊婦さんには注意が必要な部位でも「西洋医学の解剖学的」な意味では重要な部位となる事が多数あります。超デリケート部位ですが今流行りの骨盤底筋部、フェムケア部位もその中に入ります。
一方では注意が必要、一方では構造的にも解剖学的にも調整を行いたい。この矛盾をどうするか、と言うことになります。三陰交などは有名なだけに効果が見込まれる部位でもあります。でもなんでも押せば良い、マッサージすれば良いと言うものではありません。でも黄河は期待ができると言うツボ。
こういった矛盾してしまう現象にはオイルを使用したマタニティオイルマッサージが重要になります。手助けになります。
男性セラピストからオイルマッサージなんて嫌だ、という妊婦さん、女性の方はまだまだとても多くおられまます。また男性からのオルマッサージは良いけど特定なタイプの男性セラピストは嫌だ、というご意見もよくお聞きします。これはもう好みであるので仕方がありませんが、オイルというものは活用次第で「治療系」にも「リラクゼーション系」にもその他の種類のマッサージにも需要がある画期的な調整法です。万能なんです。
理由として、例えば三陰交は妊婦さんにはご法度であるとインターネットには溢れています。でもよく見ると鍼灸師ではない人が解説をしています。確かに三陰交は子宮への連動が強い部分でもありますが、上手に活用してあげると妊娠中の逆子や陣痛促進、安産、冷え、むくみ、神経痛緩和、自律神経調整、腰痛ケアなど多岐にわたる効果が期待できます。
こうしたことから三陰交は調整部位として有効であり、大切な部位であるという事が伺えます。そして注意が必要なのは妊娠初期なかでも妊娠超初期である5週や8週といった時期にこの部位を強く押しすぎない事が重要ですよ、という事です。
やたらと強く押さない事が重要であるために、点ではなく「面による刺激」すなわち止まる刺激ではなく、流してあげる調整であれば調整として行えるのです。そのために皮膚を滑らせるには「オイル」が必要となります。もちろんオイル以外にもクリームなど滑る要素があるものであればそれを活用して、ツボや筋肉、神経部を調整を行う事が大切です。
オイルを使用すると東洋医学・西洋医学のどちらの悩みも改善に向かう手立てができるということになります。
このようにマタニティオイルマッサージは柔軟性が高く、治療系にも多いに期待ができるために当院では活用しております。ご参考にされてください。
調整部位も恥骨にまつわる姿勢や体型のアライメント、東洋医学の観点を考慮してマッサージ部位を考慮していきます。痛みがある部位への調整も行う事がございます。
お気軽にご相談くださいませ。
国家資格が必要なお灸療法でお腹や腰を温めて恥骨ケア。
妊婦整体とオイルマッサージによる内転筋、臀部、腰部
などお身体ケアも併せて行うことが理想です
私が必ず施術いたします。
恥骨痛に関しては上記のように原因となる理由、要因が本当に様々であり、一概にここのツボを押せば良いです!と言うものではありません。それだけに調整にあたっての問診が大切になります。また妊娠中の大きくなったお腹であっても骨盤のアライメントは一つの指標であるために、妊婦さんの骨盤ケアは恥骨改善の一つの重要なポイントとなります。また肋骨との連動・上下バランスの拮抗作用・共同作用などがあるためにデコルテ、胸部全体や肩甲骨調整も大切になります。歩くのが大変だからこその「出張整体・出張マッサージ」です。お気軽にご相談くださいませ。