妊娠中の坐骨神経痛
多くの妊婦さんがお悩みになられる坐骨神経痛でお悩みではないですか?こういったことがあるなら坐骨神経痛かもしれません。
- お尻が痛い
- 腰から臀部の奥の違和感や痛み
- 太ももの裏から膝裏の痛み
- ふくらはぎから足裏まで痛い、ダル重い
- 気になるお尻や腰、足ピリッとする痛み
このようなことがおありでしたらほぼ坐骨神経痛と考えて間違いがないかと思われます。そもそも坐骨神経痛とは?
坐骨神経痛になる原因とは?
坐骨神経痛は妊婦さんにとても多いのですが、ではなぜ妊婦さんに起こることが多いのでしょうか?その主な点は以下のことが考えられます。
体重増加の影響
坐骨神経痛が起こることとしてはどんなにスレンダーな方でも妊娠をすると体重は増加します。今までにない体重増加による腰への負担があげられます。
お腹の大きさと比例する骨盤の広がり
妊娠週数が進むにつれてお腹も大きくなってきます。お腹が大きくなればそれに合わせて骨盤も広がるのですが、この時に今まで負荷がかからなかった部位に極端に体重や重心が移動するために坐骨神経痛が起こることが考えられます。
股関節への負担
上記の骨盤と被りますが、骨盤が広がることで股関節の外側に体重がかかりすぎ、それを防ごうとバランスを取るために内転筋群や股関節の内側、膝の内側に負荷がかかりすぎて引き起こされることも考えられます。
骨盤だけでなく腰でもバランスをとるための反り腰も
骨盤を支えるのはもちろんですが、お腹が大きくなれば今までと違い重心が極端に変化します。そのためにバランス取ろうと腰を反って対処をしてしまうことになりますが、この反りは5個ある腰椎(腰骨)の間から出る神経や椎間板を圧迫して坐骨神経痛が引き起こされることが強く考えられます。
骨盤を支える靭帯の緩みからの骨盤のゆがみ
私たち人の骨盤は前側と後ろ側の部分で強力な靭帯で支えられていますが、妊娠中はリラキシンという靭帯を緩めるホルモンの分泌により妊婦さんの骨盤の靭帯はゆるくなります。緩くなることで骨盤が広がることが可能となるのですが、緩くなることでズレが生じてしまうことで骨盤が歪み、その影響から坐骨神経痛が発生しやすくなることもあります。
冷えや自律神経、季節の変わり目、梅雨など湿度の関係性
妊娠中は体内の熱の分配が上手にできなくなってお腹や臀部、手足がかなり冷えてしまう現象が現代妊婦さんにとても多くお見受けできます。
また季節の変わり目である梅雨時や湿度、気温にも敏感になってしまうことで自律神経のアンバランスが起き血流不足や神経の過緊張から坐骨神経痛が引き起こされてしまうこともあります。
坐骨神経痛の影響や症状
これ坐骨神経痛かしら?腰痛も起こる?足裏が痛いんだけどこれは関係はないわよね?などなど坐骨神経痛の症状についてご説明申し上げます。
お尻の痛み、臀部痛
よくあるのがお尻の痛みである臀部痛が考えられます。場合によってはお尻の表面がヒリヒリするような感じや、お尻の奥の方の痛みなどピリピリとした痛みから重い鈍痛のような痛み、動きが悪くなるなどの症状があります。
また尾てい骨部分から座った時に椅子の座面にあたりやすい骨の部分である「坐骨結節」というあたり(お尻の下から太もものかけての境目あたり)の違和感もよく出やすい部位です。ここが強く痛くなってしまう妊婦さんもおられます。
腰も痛いこともあります
坐骨神経痛はお尻や太ももの痛みだけではなく腰の痛みも誘発されてしまうこともあるんです。特に5つある腰骨の下の方にある腰椎の3番目から5番目あたりの痛みや違和感の他にも骨盤と腰骨の境目、つなぎ目の部分から骨盤にかけてのだる痛さや違和感が生じます。
太ももの後ろから全体、脛にかけての痛み
太ももの裏の痛みもよく出やすい場所で、この場所が痛くなると強く大きい筋肉も引きつられてしまうので辛さが増してしまうこともあります。また膝の裏やスネの外側、ふくらはぎの痛みやだる重さで悩まされてしまうことも。
ふくらはぎや脛の部分に違和感が出たら早めのマタニティマッサージや整体が必要です。
ひどくなると痺れることも
痛みだけではなく「痺れ」が出てしまうこともあります。痺れは足全体の場合や太ももの裏の半分くらいまでで止まってくれるこもありますが、何かのきっかけで足裏まで痺れることもあります。
妊娠中の妊婦さんの坐骨神経痛の施術、対処
坐骨神経痛だとわかってもどうすれば?
「妊娠初期や臨月で痛くなったらどうすればいいの?」
「マッサージとか受けても良いの?」
「自分で足さすったらだめ?」
などどうすれば良いのかのご説明をさせていただきます。
妊婦さんを温めることが何よりも大切
妊娠中の坐骨神経痛にお悩み時でもお風呂に入った時には少し痛みや違和感が軽減していませんか?痛みが和らぐようでしたら温めてあげることが何よりも大切になります。
温めてあげることで筋肉がほぐれ血行が良くなってきます。また神経が緊張した影響により硬くなっが筋肉がほぐれ逆に圧迫してしまっていた神経を解放することで楽になることがあります。
またストレスによる筋肉の緊張や自律神経不調も温めてあげることで、これらのお悩みも改善方向に向かってくれることがよくあります。
マッサージを行なってあげる
緊張した神経や筋肉はどうしても血流が停滞しがちです。温める作用と同じでほぐしであるマッサージを妊婦さんへ行なってあげることで血流が改善し、神経も筋肉もほぐれて楽になりやすくなります。太ももやお辛い箇所への指圧系、ツボ押し、オイルマッサージが必須となります
ストレッチも大切なんです
歩けないほどではない時の痛みは痛い箇所を伸ばしたり、引っ張ってもらいたくなりませんか?
これはやはり縮こまった神経や筋肉を元に戻そうとする自然治癒力を引き出すための行動で、とても正しいこととなります。
こわばった箇所をストレッチしてもらうととても気持ちが良いですよね。このようにストレッチをしてあげて強張りをほぐし得たげることも大切な調整法となります。
マタニティオイルマッサージ
よくある腰の痛みや太ももの裏はオイルを使用して圧をかけながら動かしていくマッサージがとても好評です。
太ももの裏には坐骨神経痛の原因である坐骨神経そものものが走行しています。この神経を圧をかけながらほぐしてあげることで痛みがかなり楽になりやすいことが多くあります。
鍼とお灸で妊婦さんの坐骨神経痛対策
「坐骨神経痛に鍼やお灸ってどうなの? 」
「鍼は痛い? 」
「腰やお尻に鍼刺すの?怖いんだけど..」
マッサージやストレッチ、オイルマッサージはまだいいけど、鍼やお灸ってまだまだ怖いイメージがありますよね?
CASHELは鍼灸院ですので鍼やお灸のご用意もあるのですが、実際にはほとんどの妊婦さんが鍼灸も同時に受けられています。
坐骨神経痛に鍼は強い味方に
鍼の利点は
「手では届かない深い内部の筋肉や神経がある場所へ直接アプローチができること」
「鍼によるゲートコントロールで緊張した神経、筋肉をほぐします」
「お灸による温活による坐骨神経痛対策が可能」
鍼を打つことで脳が鍼の侵入を感知します。この侵入や侵入時に生じた微細な傷を修復しようとして血流が促進されます。鍼が侵入した刺激で筋肉が緊張をします。この緊張のリミッターを逆利用したのがゲートコントロール作用と言えます。
鍼を打った時のわずかな緊張であっても脳は感知し、それに対して過剰に筋肉が収縮しないようにリミッターが働きます。そして同時に緊張しすぎないように筋の緊張を逆にほぐす作用を脳が行います。この結果、緊張した神経や筋肉がほぐれる、というしくみです。
これ一連の動作を脳は自動的に無意識の中で行っています。
お灸による温暖作用
お灸もお肌に直接置くタイプとお肌から離して輻射熱を利用して温める棒灸という方法もございます。他にも先端が回転し、転がしながら温めるお灸方もございます。
お灸による温熱療法は赤外線効果で内部まで熱が伝わり、内側からほぐれやすくなってきます。
妊娠中の坐骨神経痛にお灸はとても優しいけれど、しっかりとした調整となるために大変におすすめです。
お灸も鍼治療も妊娠初期の妊婦さんから妊娠後期、臨月の妊婦さんなど時期を問わず施術が行えますのお気軽にご相談くださいませ。
その他の坐骨神経痛対処法
「普段セルフで行える坐骨神経対策は?」
「歩くのはいいの?」
散歩レベルでもいいので軽めのウォーキングを
動けるようでしたらウォーキングなどでお体を積極的に動かしてあげることが大切です。
10分から15分くらいでも大丈夫です。
ただし医師より運動を禁止されていたり、外出の禁止が出ている場合は従いましょう。
よくやってしまうNG行動
人は首こりや寝違え、ぎっくり腰などで「痛み」が生じたときはその痛みを再確認するために痛みが出やすい動作を何度も行なって確認をしたがりますが、この行動は実はNGなんです。
確かめたい気持ちは十分にわかりますが、そもそも痛みが確認きる動作自体がすでに悪い動作なんです。
ということは痛みの確認動作は「痛みをさらに悪化させてしまう恐れ」がとても高くあります。痛みがある場合は担当の医師にまずはご相談してみてください。
産婦人科系で何も問題がなければ妊婦整体やマッサージ、鍼灸がお役に立てると考えております。お気軽にご相談くださいませ。
痛みがある妊婦さんのの座り方や寝方
お尻や足が痛む時や場合によっては股関節や恥骨周り、鼠蹊部の痛みや足の付け根の痛みも引き起こされてしまう妊娠中の坐骨神経痛。
辛い時こそ負担がかかりにくい姿勢で過ごしていただきたいのです。
ここでは座り方や就寝時の姿勢などをお知らせいたします。
妊婦さんにソファは厳禁
いきなりですが、妊娠中はソファには座らないでください。ソファは楽に過ごせるアイテムですがどうしてもお尻が落ち込む姿勢になりがちなんです。
お尻が落ち込むということは太ももが上に上がる状態の姿勢です。この姿勢は股関節が縮みすぎ、腰が落ちることで腰部や仙腸関節などの骨盤に立っている時よりも負担が強くかかってしまうんです。
じっと座って過ごした後に立ちあがろうとしても力が入りにくかったり、股間周りや腰がこわばって痛みが出やすくなります。
お尻が落ち込んでしまうソファは腰痛時や坐骨神経痛時、妊娠期と産後すぐは避けるようにされてください。
お休み時は抱き枕を利用して!
ほとんどの妊婦さんは坐骨神経痛時は上向きでは腰などが痛くなるかと思います。こういう時はあ抱き枕を抱えておやすみになるのが理想ですが、さらに股の間にタオルやクッションを挟んでいただくと抱き枕だけよりも腰が楽なはずです。
抱き枕は足の部分がちょうど細く、横向き時もでも腰やお尻への負担が思ったより軽減しないんです。単純に高さが足りないのです。
この高さには決まりがないので、バスタオルや薄めのクッション等で高さ調整を行なってちょうど良いところを見つけてください。
左右どちら向きでも構いません。妊婦さんが楽に心地よい方向で眠るのが自然治癒力を高めてくれます。
東京23区の渋谷や目黒区、大田区、品川区、世田谷区奥沢エリア、千代田区、港区、白金、三田、五反田、川崎全地域、横浜で妊婦さんへの整体やマッサージならCASHELヘすぐにご連絡を。
- コインパーキング料金の実費が別途かかります
- ホテルなどの宿泊施設料金はお客様のご負担となります
お願い
施術は旦那様やパートナーの方との同室は鍼を使用時の衛生面、お灸を使用する場合の火傷などのお怪我防止、衛生面と集中力の低下防止のために固くお断りをしております。必ず別室にてお願いを申し上げます
鍼やお灸、オイルマッサージはお肌に直接施術を行うものです。お悩みや施術によっては全身への施術を行うことが多くございます。そのためにインナー類は全てお外しくださいますよう、お願いとご理解をお願い申し上げます
坐骨神経痛対策料金
マタニティ60分
初回限定:8,000円
通常価格:10,000円
お時間内でご希望の方にお身体へのポイントお灸と鍼もお付けできます。
マタニティ90分
初回限定:12,000円
通常価格:15,000円
オイルトリートマッサージもしくは妊婦整体にお時間内で鍼とお灸も受けていただけます。
マタニティ120分
初回限定:14,000円
通常価格:18,000円
妊婦整体やオイルマッサージを合わせた施術と坐骨神経痛対策に必要なお灸や鍼を含みます。一番人気でおすすめなコースとなります。
お体と心の痛み時に。また心が疲れてしまわれた時にも。 心とお体をケアするマタニティオイルマッサージ&お灸